第39回研究例会

アジア教育学会会員の皆さま、第38回研究例会を下記の要領で開催致します。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【日時】 2025 年 4 月 26 日(土)13:00~17:30(12:00開場)
【会場】 福山大学社会連携推進センター(〒720-0061広島県福山市丸之内1丁目2-40 TEL:084-932-6300  FAX:084-932-6354)
【参加費】500円
【当日スケジュール】
開場   12:00
発表1  13:00~14:00
休憩<10分>
発表2  14:10~15:10
休憩<10分>
発表3 15:20~16:20
記念撮影
懇親会  17:30~19:30
【参加申込み】
第39回研究例会にご参加いただける場合は、必要事項をご記入の上、E-mailにて、
liu@fukuyama-u.ac.jpにお申込みください。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
・メールの件名を「第39回研究例会参加申し込み」として下さい。
・お名前(ふりがなを含む)
・ご所属
・懇親会参加希望の有無
*準備の都合上、4月14日(月)までにお返事をいただけると助かります。

【会場までのアクセス方法】
●新幹線や在来線(山陽本線・福塩線)でお越しの場合
「福山駅」でお降りください。ただし、新幹線の場合は、福山駅で止まらない電車があります。ご注意ください。
●空路(岡山空港、または広島空港)を利用する場合
・岡山空港から 岡山駅行きリムジンバス(有料)で岡山駅下車(約30分)、JR岡山駅から福山駅、新幹線約15分(福山駅で止まらない電車があります。ご注意ください。)、JR福山駅北口から徒歩2分
・広島空港から 福山駅行きリムジンバス(有料)で福山駅下車(約1時間)、JR福山駅北口から徒歩2分
●車でお越しの場合
福山東インターを降りで、当センターまで約20分(当センターには駐車場はありません。お車でお越しの際は、近隣の有料駐車場をご利用下さい。)

【申込み・問い合わせ】
劉国彬(第39回研究例会開催担当)
〒729-0292 広島県福山市学園町1番地三蔵
E-mail:liu@fukuyama-u.ac.jp

***** 発表プログラム *****

司会:今井 航(福山大学)

【発表1】13:00~14:00
在日中国人母親の育児観とその影響要因:三歳未満児を育てる母親の語りから
于丹(ウ タン)(大阪総合保育大学大学院 院生)
<キーワード>在日中国人、母親、育児観、三歳未満児
<要旨>近年、在日中国人が増加し、特に育児期の家庭が増えている。こうした背景のもと、本研究は在日中国人母親の育児観とその形成要因を明らかにすることを目的とする。大阪市内在住の6名の母親に半構造化インタビューを実施し、質的分析を行った。その結果、双重の文化背景と社会経験が彼女たちの育児観を形成し、独自の価値観を生み出していることが示唆された。本研究は今後の在日外国人家庭への子育て支援のあり方に示唆を
与える。

【発表2】14:10~15:10
中国広西チワン族自治区におけるリバース・ジェンダー・ギャップ
―大学院前期課程に焦点を当てて―
姜 珂児(ジャン コアール)(名古屋大学)
<キーワード>:高等教育 リバース・ジェンダー・ギャップ 少数民族
<要旨>リバース・ジェンダー・ギャップ現象は、近年中国においてもみられるようになっている。本発表は広西チワン族自治区におけるリバース・ジェンダー・ギャップの背景、現状及び要因を明らかにすることを目的とする。

【発表3】15:20~16:20
カンボジアにおけるイスラーム学校制度化にみるマジョリティとの共存関係の創出
千田 沙也加(せんだ さやか)(中京大学)
<キーワード>カンボジア、イスラーム学校、イスラーム教育、制度化、宗教教師
<要旨>本研究は、カンボジアにおけるイスラーム学校をめぐる近年の制度化について検討し、マジョリティとの共存関係の創出を考察した。その結果、カンボジアのイスラーム最高評議会が、教育省との連携、留学支援などの制度化に重要な役割を担っていることが明らかとなった。